【VMOS】仮想Androidが使えるVMアプリの使い方【位置偽装もできる】

WindowsPCで仮想Androidが使えるアプリは多くリリースされていますが、Android端末上で仮想のAndroidを起動できる「VMOS」というアプリがとても面白かったので紹介する。

GooglePlay(GMS)もインストールでき、それなりのスペックならゲームも普通に動くのでサブアカ運用や実験なんかにも使えてとても便利。

ジュ=パゴダ
ジュ=パゴダ

非Root環境でもこんなことができてしまうとは…

「VMOS」の使い方

「VMOS」のダウンロード・インストール

Android端末から「VMOS」を開き、ダウンロードページに飛びます。

Download APK」ボタンを押して、APKファイルをダウンロードします。

APKファイルをダウンロードしたら、開いてインストールします。(インストール方法は簡単なので割愛します)

「VMOS」を使って仮想Androidをインストールする

インストールが完了したら「VMOS」を起動します。

メッセージが表示されるので「Agree」を押します。

フローティングボタンの設定が表示されますが今回はスキップします。「VMOS」を小窓化運用する人はここで設定しておきましょう。

設定を手動でするため青色のボタンを押します。

仮想Androidをインストールするため、上部にある「+ボタン」を押します。

Android9.0 lite」をダウンロードします。

スペックが低い端末の場合は「Android 7.1」をインストールしましょう

ダウンロードが完了したら「add」を押します。

許可の表示が複数出るので「許可」を押していきます。

あとは自動で仮想Androidがインストールされていきます。

インストールが完了したので「OK」を押します。

これで「VMOS」に「Android9.0 lite」がインストールされました。

仮想AndroidにGoogleサービス(GMS)をインストールする

Googleサービス(GMS)をインストールしていきます。
これをしないとGooglePlayなどが使用できません。

先程インストールした仮想Androidを起動するため右下の再生ボタンを押します。

チェックが進み仮想Androidが起動します。

こちらが仮想Androidのホーム画面。言語が中国語なのはお察しください。
左下にある「設定」を押します。

設定画面が開いたらGoogleアイコンの右にあるボタンをONにします。

自動でGoogleサービスがインストールされていきます。

Googleサービスのインストールが完了したので「OK」を押します。

仮想Androidの再起動が必要になるため「RESTART NOW」を押します。

「VMOS」のホーム画面に戻ると「GMS」が「Enabled」になりました。

再度、仮想Androidを起動してみるとGooglePlayがインストールされています。

「VMOS」の内蔵キーボードは初期状態だと操作性がかなり悪いので上部にあるキーボードアイコンを押して設定を変更します。

画像にある「26キー」のアイコンを押すことで英語キーボードに変更することができます。

あとはGoogleアカウントでログインして好きなアプリをインストールして遊ぶことができます。

これでGoogleサービスのインストールは完了です。

「VMOS」で位置偽装する方法

「VMOS」の位置偽装設定

「VMOS」で位置偽装するためにはいくつかの設定をONにする必要があります。

左下にある「設定」を押します。

設定内にある「authority management」を押します。

「Background keep alive」「Game gyroscope(Click Show More)」「Location information」の3つをONにします。

  • Background keep alive → ONにしないと仮想Androidがすぐ落ちる
  • Game gyroscope(Click Show More) → ジャイロ機能の有効化
  • Location information → ONにしないと正しい位置情報を取得できない(海の上にいたりする)

「GPS JoyStick (女医)」を元端末にインストールする

位置偽装するために必須なツール「GPS JoyStick(女医)」を元端末にインストールします。

GPS JoyStick(女医)」はGooglePlayからインストール可能。

開発者オプションを開き「現在地情報の強制変更アプリを変更」を押します。

開発者オプションは「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」を数回タップで表示できます

GPS JoyStick」を選択します。

これで「GPS JoyStick」を起動してる間は「GPS JoyStick」の位置情報を取得することができます。

「GPS JoyStick」の設定

GPS JoyStick」を起動したら利用規約が表示されるので「受け入れる」を押します。

開始前に位置情報を4つの項目から選択できます。
今回は「現在位置を取得します」に設定して「開始」を押します。

「ドロー権限が必要です」と表示されるので「設定に移動」を押します。

フローティング表示のリストにある「GPS JoyStick」をONにします。

画面上に十字キーが表示され「GPS JoyStick」が開始されました。

「VMOS」から仮想Androidを起動してジョイスティックをグリグリすれば自由自在に移動できます。もし位置情報が反映しない場合は「VMOS」を完全に終了してから再度試してみてください。

「VMOS」のよくある質問

「VMOS」が固まる・フリーズする

「VMOS」をインストールした端末がAndroid 12以上の場合は固まったり、起動しない場合があります。その場合は「VMOSアシスタント」をインストールすることでサクサク動くようになります。

VMOSアシスタント」からページへ飛び、画像のボタンを押します。

「インストール」を押します。

「VMOSアシスタント」が開くので青いボタンを押します。

通知をONにしろと表示がでるので青いボタンを押します。

「通知を許可」をONにします。

「VMOSアシスタント」に戻ると画面が変わり、1番、2番にレ点が入っています。
3番目の青いボタンを押します。

開発者オプションが開くので「ワイヤレスデバッグ」をONにします。
ONにしたら「ワイヤレスデバッグ」の文字を押して設定画面に入ります。

開発者オプションは「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」を数回タップで表示できます

「ワイヤレスデバッグ」の設定にある「ペア設定コードによるデバイスのペア設定」を押します。

「Wi-Fi ペア設定コード」が表示されるので6桁の数字を覚えてください。

数字を覚えたらステータスバーから通知センターを出し、画像のボタンを押します。

すると先程の6桁の数字を入力できるようになるので、入力して送信を押します。

ペアリングできれば「成功」の表示が出ます。

「VMOSアシスタント」に戻ると画像のような表示になりペアリングが成功しました。

ペアリングが成功したら「VMOS」で開かれている仮想Androidをシャットダウンして、「VMOS」自体も完全に終了させてください。

再起動すれば「VMOSアシスタント」が有効化されフリーズが解消されるはずです。

「VMOSアシスタント」は一度ペアリングしてしまえば不具合がない限り、再ペアリングする必要はありません

起動時に99%でフリーズする

99%でフリーズする場合はAndroidバージョンを「Android 7.1」にすることで解決する可能性があります。

ジャイロセンサーが動作しない

ジャイロセンサーがONの状態でもうまく動かない場合があります。

「VMOS」の設定から「Game gyroscope(Click Show More)」をONOFFしたり、「Game gyroscope(Click Show More)」の文字を押して中にある「Gyro sensor」をONOFFしたりすることで復活したりします。VMOSやゲーム自体を再起動することでも復活するかもしれません。

明確な原因がわからないため、上記でも解決できないかもしれません。

「Gyroscope Calibration Fix Lag」を使う方法

Gyroscope Calibration Fix Lag」というジャイロセンサー制御アプリを使うことで仮想Android環境のジャイロセンサーが改善される可能性があります。

Gyroscope Calibration Fix Lag」からアプリを元端末にダウンロード・インストールしてください。

アプリを開始したら画像のように進んでいき「Fix Gyro Delay」のボタンを押します。

いろいろと画面が表示されますがOKを押して進んでください。

この画面まできたら真ん中にあるボタンをOFFからONにすればジャイロセンサーが改善します。

ONにした状態で仮想Androidのジャイロセンサーが改善されるか確認してみてください。一度ONにしてしまえばずっとONの状態が続くので必要なくなったらOFFに変えるようにしてください。

仮想Androidが重すぎる、ゲーム中に遅延(ラグ)する

仮想Androidがカクカクしたり重い場合は単純に端末のスペックが足りません。仮想Androidの設定で解像度とフレームレートを下げることで快適になるかもしれません。

解像度を下げる

「VMOS」の設定画面を開き「Display Setting」を押し「Resolution」と言う項目を押します。

解像度を追加するので「Watch AD ,Add resolution」を押し、今より低い解像度を入力して「save」を押します。画像の値を入力すれば解像度を小さくできます。

作成した解像度を押して「RESTART NOW」を押して再起動します。これで指定した解像度に変更することができました。

フレームレートを下げる

「VMOS」の設定画面を開き「Display Setting」を押し「Refresh rate」と言う項目を押します。

Refresh rate」に指定したいフレームレート数を入れて「save」を押します。これでフレームレートが下がりました。30fpsがおすすめです。

これでもカクカクや重い状態が改善しない場合は、高スペック端末を買いましょう。

GPSが精度がおかしい、海の上にいる

「GPS JoyStick (女医)」のGPSが反映せず、精度がおかしかったり、現在地が海の上にいたりする場合があります。

「GPS JoyStick (女医)」を終了させて、「VMOS」で起動してる仮想Androidをシャットダウンして、「VMOS」アプリ自体も完全に終了させます。

「GPS JoyStick (女医)」→「VMOS」→「VMOS内の仮想Android」の順で起動すればGPSが反映されるはずです。

まとめ:ついにスマホでVMが動くようになった

Androidは自由度が高いですが、まさかAndroidの中でAndroidが動かせるようになるとは思っても見ませんでした。これで複数アカウント運用や別端末が必要な実験などが1つの端末で実行できるようになりました。インストール方法も簡単で誰でもできるのでぜひやってみてください。

わからない箇所などあったらコメントでお気軽にお知らせください。

コメント 承認後に表示されます

  1. じゃにー より:

    VMOSアシスタントの設定時に、ワイヤレスデバッグのスイッチが無いのですが端末によって有無があるのでしょうか。ちなみに、端末はL-52A(LG)です。

    • ジュ=パゴダ ジュ=パゴダ より:

      ワイヤレスデバッグ機能がない端末もあるようです。

      • じゃにー より:

        返信ありがとうございます。
        そうすると、助手機能は使えないという理解でよろしいでしょうか?

        • ジュ=パゴダ ジュ=パゴダ より:

          ワイヤレスデバッグでペアリングしないと使えません。

          • かず より:

            VMOSのROMダウンロード時
            ROMアイコンが読み込まれずROMのダウンロードができません。ダウンロードボタンは押せるのですがダウンロードが始まりませんでした。原因を教えてください。端末はredmi note11proです

          • むー より:

            もしかしてadguard使ってないですか?広告ブロックしてるとvmosでromがダウンロード出来ないようです。

  2. くろすけ より:

    VMOSアシスタントの設定について質問です。
    ワイヤレスデバッグを有効化しようとすると、
    「アプリが許可リクエストを隠しているため、設定側でお客様の応答を確認できません。」
    とメッセージが出るのですが、設定不足など思い当たるところございますでしょうか。

  3. より:

    Android14なのですが、アシスタントをペアリングしても99で止まってしまいます。何か改善方法無いでしょうか?

    • ジュ=パゴダ ジュ=パゴダ より:

      Android14だと不具合が多いようです。
      対策が見つかれば記事に追記します。

  4. にに より:

    ver3.0.0にアップデートしたところ、vm設定でgoogleサービスをインストールできなくなりました。解決策ありますか

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