みなさん、ブラウザは何を使っているでしょうか。
いろいろな派閥がありますが、僕は断然Chromiumベースのブラウザ推しです。
Chromiumってなんぞやって方はWikipediaに詳しく書かれております。(要はChromeみたいなブラウザ)
数あるChromium系ブラウザの中でもっとも使いやすく高機能なのが、今回紹介する「CentBrowser」です。
今日はこのブラウザについて詳しく解説していきましょう。
「CentBrowser」って何ができるの?
標準のChromeブラウザの機能はもちろん、さらに追加機能があります。
更に、32ビット版、64ビット版、ポータブル版、インストール版が用意されており、ユーザーの環境に合わせたインストールをすることができます。
開発は「Cent Studio」という会社が行っており、全ての機能を無料で配布しています。
標準であるChromeブラウザの更新よりは、少し遅れて更新されますが、現在も活発に更新作業が続いています。
また、フォーラムも活発に動いており、ユーザーのみんなが意見を出し合って、より良いブラウザになるように働いています。
フォーラムは基本英語ですが、日本語フォーラムも設けられています。
ダウンロードは公式サイトで
公式サイトはこちらです。
「CentBrowser」の機能を細かく紹介
CentBrowserには多くの機能があるため、設定画面も独自のものとなっています。
すべての機能は紹介しきれませんが、僕が良いと思ってる機能を紹介します。
設定画面キャプチャ
マウスジェスチャー
マウスの右クリックをドラッグすることで、様々なショートカットを割り当てられる機能。
ブラウザ単体にこの機能を実装しています。
設定画面はこんな感じ。
すでにあるジェスチャーに機能を割り当てていく仕様ですが、結構な数があります。
割り当てられる機能はたくさんあるので、特に困ることはないでしょう。
アドオンを使わずに、ジェスチャー機能が使えるのは嬉しい。
スーパードラッグ
逆にこっちは左クリックのドラッグに機能を割り当てられます。
割り当てられる方向は4つで、上下左右です。
マウスジェスチャーよりは機能が制限されてしまいますが、「文字をドラッグして検索」や「テキストのコピー」など細かい機能が割り当てられます。
僕はすべての方向に「新規タブで検索」を割り当てています。
タブのデザイン変更とオプション
タブ周りはかなりカスタマイズすることができます。
タブの形を変えたり、右クリックや左クリックの挙動を変えてみたり。
僕が特に気に入ってる機能はタブの上にカーソルをのせたときに自動でタブが切り替わる機能。
この機能があればいちいち別タブに移動するときにタブクリックの動作が減るので楽ちんになります。
他にもブックマーク、ホームページ、検索結果を開く時の動作を変更(新規タブで開く、既存タブで開く)できたり、新しいタブを開いた時の表示位置も変えることができます。
「ポップアップウィンドウの代わりにタブで開く」機能も便利で、強制的にウィンドウ表示される場面で役に立ちます。(ログイン画面など)
正直、アドオンなしでここまでできるブラウザってかなりすごいと思います。
おすすめの設定項目です。
ブックマーク
ブックマーク周りもいじることができます。
目玉と言うなら簡易サイドバーでしょうか。結構好きな人いますよねサイドバー。
僕は使ってないんですが、このブラウザならサイドバー信者にも合わせられます。
ブックマークバーのサイトはアイコンのみ表示(ファビコンのみ)もできます。
僕もアイコンのみ表示だけにしてます。
この方がシンプルで見栄えが良いです。
メモリ最適化
メモリクリーナー機能も実装されています。
時間毎に解放設定ができます。
正直、ちゃんと綺麗にしているのか謎ですが、一応設定しています。
メモリいっぱい積んでる人にはあんまり効果は感じられないかもしれません。
ボスが来た
ボスが来た・・・なんのことだって最初思いました。
どうやらブラウザ内の全ての音楽をミュートにできる設定 らしいです。
ボス=親ってことなのかもしれません。いかがわしいサイトなどを見てるときに役立てましょう。
MacTypeを有効化(DirectWriteを無効化)
このブラウザの最大の特徴で、MacTypeを有効化できるから「CentBrowser」を使ってる人もいると思います。
MacTypeを有効化することでフォントが激変し見やすくなります。
MacTypeとはなんぞやって人は下記の記事をどうぞ。
URL 【MacType】Windows10のフォントを劇的に綺麗にするソフト
DirectWriteを無効化にする手順
- 1URLバーに「chrome://flags/#disable-direct-write」と打ち込みましょう
高度な設定画面が表示されます。
- 2
- 3「CentBrowser」を再起動すれば有効化されます
ブラウザを再起動してくださいとのメッセージが表示されるので再起動すればMacTypeが有効化されます。
「Centbrowser 4.2.7.116」でMacTypeを有効化する方法
最新版「Centbrowser」ではUIにしかMacTypeが効きませんでしたが、DirectWriteをDisableにしたあと、下記コマンドを追記することで有効化できました。
–disable-features=RendererCodeIntegrity
「Centbrowser」は設定から起動時に実行するコマンドという項目に入力すれば有効化されます。
隠れた機能
隠れたというかこれは言われないと気づかないだろう!って機能がちりばめられています。
更新ボタン
更新ボタンを右クリックする読み込みメニューが表示される。
通常の読み込みの他に「ハード再読み込み」「キャッシュの消去とハード再読み込み」ができる。
キャッシュ消去の再読み込みボタンのおかげで、開いてるページのキャッシュが簡単消せて便利です。
キャッシュ削除のアドオンとはおさらばしました。
設定ボタン
ちょっと分かりづらいですが、設定ボタンを右クリックすることで瞬時に設定画面に飛ぶことができます。
まとめ:CentBrowserの便利さを再認識!
他のChromiumベースより頭一つでたブラウザ「CentBrowser」どうでしょうか。
正直このブラウザを使ってから他のブラウザへの移行は考えられません。
Vivaldi、Iron、Kinza、Sleipnir、Yandex、Liriっと数多くのChromiumブラウザを使ってきましたが、今だに僕の欲求を満たしてくれるのは「CentBrowser」だけです。
公式サイトはこちら!
コメント 承認後に表示されます
CentBrowser更新来てました
http://www.centbrowser.net/en/showthread.php?tid=4445
「ベータ版使いたいってコアな人は下記を監視しておくと良いでしょう。」の下の、32bit版と64bit版のリンクがエラーになります。
ありがとうございます。
該当リンク削除しました。
素晴らしい!!!!