WindowsのフォントはMacに比べたらめちゃくちゃ汚いです。
僕はMacは持ってないんですが、店頭でMacを触ると全然違うなって思います。
なんでここまで差があるんだろうっていつも思う。
そろそろWindowsはフォント改善に重い腰をあげるべき…。
と、日々思ってるんですが、そんな状況を少しでも改善してくれるソフトを今日は紹介します。
フォントレンダリングソフト「MacType」です。
MacTypeってなに?
フォントの表示を綺麗にしてくれるソフトです。
フリーソフトで、設定も簡単です。
下記の画像を見てみてください。
さらに適用したWEBページと適用していないページをgif動画にしてみました。
どうでしょうか?
好みもあると思いますが薄かったフォントが太く見やすくなってると思います。
この処理をしてくれるのが「MacType」です。
Windowsで動くすべてのソフトに適用されます
このソフトの良いところはWEBページのみでなく、ソフトウェアにも適用されるということです。
下記は僕が愛用している「PeCaRecorder」というソフトです。
さらにgif動画にしてみました。
かなり見やすいですね。
もちろんソフトによっては問題が出る場合もあるので、その場合は除外設定をすることもできます。
除外はあとで説明しています。
MacTypeを使ってみよう!
それでは早速、MacTypeの使い方を説明していきます。
以前はパッチとかを当てなくてはいけなかったんですが、今ではそんなことないので簡単に適用できます。
MacTypeのダウンロードとインストール
下記からMacTypeをダウンロードしましょう。
配布URL https://github.com/snowie2000/mactype/releases
「MacTypeInstaller_2019.1-beta6.exe」というファイルがダウンロードできるので、インストールしましょう。
インストールは特に設定などなく、標準でインストールします。
MacTypeを起動してみよう
インストールが終わるといろいろ中国語のショートカットができますが削除しても問題ありません。
使うのはインストールフォルダにある「MacTray.exe」というファイルです。
インストールフォルダを変えてなければ下記のパスにあります。
C:\Program Files\MacType\MacTray.exe
MacTypeの起動モードをみてみよう
「MacTray.exe」を起動すると下記の画面が表示されるはずです。
されない場合は、タスクトレイにMacTypeのアイコンがあると思いますので、アイコンを右クリックして「MacTypeウィザード」を選択します。
各モードについて説明します。
レジストリモード
一番互換性が高く、どのプログラムにも適用されます。(Windowsのログイン画面のフォントにも)
ただし、即時に設定の変更ができず、変更するには必ずWindowsを再起動する必要があります。
サービスモード
レジストリモードよりは互換性が落ちますが、ある程度適用されます。
これは設定の変更に再起動は必要なく、タスクトレイのアイコンから設定を変更できます。
MacTrayモード
互換性は落ちますが、文字通り「MacTray.exe」を使って設定を自由に変更できます。
ポイント!
3つのモードがありますが、僕がおすすめするのは「MacTrayモード(互換性重視モード)」です。
レジストリモード、サービスモードに比べたら手軽に設定を変更できるのがこのモードのメリットです。
プロファイルを選択する
起動モードを選んだら次へ。
次はプロファイル画面になります。
ここで好みのプロファイルを選択します。(画像は僕のプロファイル群なので初期ではもっと少ないはずです。)
太さや影など自分好みのプロファイルを選択しましょう。
選んだら完了を押すと設定は終わりです。
お疲れ様でした。
フォントに適用されてるか確認してみてください。
変化がわからない場合は、プロファイルを何度か別のものに変更してみると良いでしょう。
MacTypeの管理をしてみよう(除外、停止設定)
無事適用されているのは確認できたでしょうか?
次にタスクトレイにあるアイコンから右クリックでメニューを表示し、プロセスマネージャーを開いてみましょう。
開くとこんな画面が表示されます。
見たとおりこの画面でプログラムの除外や停止の設定ができます。
プログラム名で右クリックするとメニューが表示され除外、フォントを置換しないといった設定が表示されます。
なにか不具合があればここをいじってみましょう。
ブラウザに適用させるにはひと手間必要
ブラウザの仕様で、MacTypeを効かせるにはひと手間設定が必要です。
また、残念なことにChrome52以降ではDirectWriteを無効化する設定が消えてしまい、MacTypeを有効化することができません。
現在、ChromiumベースのブラウザでMacTypeを有効にしたい場合は「CentBrowser」しかありません。
記事にもしているので良かったら見てみてください。
MacType有効化の方法についても詳しく解説してます。
FirefoxでもMacTypeが使えます!
Firefoxでは現行バージョンでも問題なく「MacType」を使うことができます。
やり方は下記に記載しますので、やってみたい方はクリックしてください。
- 1
- 2
- 3
- 4Firefoxを再起動しましょう
再起動すれば「MacType」が有効になっているはずです。
お疲れ様でした。
不具合があったら「MacType」を疑え
というと聞こえが悪いですが、けして悪いプログラムじゃないんです。
ですが、とにかく色々なソフトと競合します。不具合が出たりします。
特に多く報告されるのがWindowsのアップデートです。
そのため、重要なアップデートがある場合は「MacType」を停止させて実行したほうが良いです。
僕のおすすめMacTypeプロファイル!
せっかくなので僕の使ってるおすすめプロファイルを配布します。
この記事の冒頭で紹介したサンプル画像はこのプロファイルを使っています。
よかったら使ってみてください。
上記のコードをメモ帳などにコピペして保存。
変更できたら下記のパスにiniファイルを保存しましょう。
プロファイルはすべてここに集まってます。
C:\Program Files\MacType\ini
ファイルを移動できたら、「MacTypeウィザード」で保存したプロファイルを選択して変更完了です。ちなみにサンプル画像で使ったフォントは「源真ゴシック」です。
まとめ:フォントは綺麗な方が絶対良い!
ということで「MacType」の紹介でした。
WEBは綺麗なフォントで見たほうが気持ちもいいし、疲れにくいです。
完全にマニアックなソフトですが、これを気にフォントを気にしてみてはどうでしょうか。
コメント 承認後に表示されます
MacTypeでWindows10標準のYu Gothicをヒラギノにしたら、Macと変わらず綺麗になりました。
その画面を添付できないのは残念です…
https://imgur.com/
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